猛虎かく勝てり2668
2024.05.03 Friday
“伝統の一戦へ“
かつての伝統の一戦は、打ち負けるイメージがあった猛虎。
先日生観戦で思ったのですが、明らかに猛虎は負けない野球をするチームになりました。
負けない虎がまた踏ん張った。今季最長となる4時間36分のロングゲー
ム。今季6度目の延長戦も自慢の中継ぎ陣が耐えに耐えて2−2のドローに持ち込んだ試合。
今シーズンは延長戦の失点はゼロで2勝4分けと負けなし。「不敗神話」
は継続している。今季最多の貯金6と変わらないが、セ界の貯金を独占
し、独走態勢構築へ5月も猛虎が突き進む!
午後10時36分、近本君の好守でサヨナラ負けを防ぎ、ドロー決着で終わらせた。肌寒さに包まれたマツダスタジアム。ナインの顔には疲れと、充実感とが入り交じり、私のカメラは1,000枚を超えるシャッター数は、1試合では最多数かもしれません。
5月戦線はいきなりの大熱戦。投手8人をつぎ込み、12回を2失点でし
のいだ猛虎。伊藤将君が粘りに粘って5回1失点。1点のリードで継投に
入ると、6回はまず島本君が粘り、7回は加治屋君。だが、1死から連続
四球を与え1死一、二塁としたところで桐敷君の救援を仰ぐ。直後、左前に落とされ同点。ここまで救援陣を高く評価していた岡田監督もこれには不満顔だった。加治屋君は開幕戦以来の自責点だったが、内容の悪
さを厳しく指摘された。それほど今の猛虎のブルペンは質量ともハイレベルだからでしょう。
それ以降は真骨頂。桐敷君がその後のピンチを絶つと、今季初のイニン
グまたぎで8回を3者凡退。9回はゲラ君が打者3人を圧倒し、延長戦
へ。今季延長戦を戦うのは6度目だが、2勝4引き分けと負けなしで失点もゼロ。延長の先陣を切ったのは漆原君。先頭に四球を出したが連続三
振で切り抜ける。岩崎君はこの日最短で3人をあっという間にぴしゃりは圧巻。最後はピンチを抑え切った8番手・浜地君。「リリーフで勝つというのは、そのザキさん岩崎君との合言葉らしい。
そして野手陣ですが、木浪君がイップスになっている以外はよく守り、そして何よりも早打ちがなくなり打てないながらもよく粘ること!
敗れた2位巨人、3位ヤクルトの貯金がなくなり、ついにセ・リーグの貯金を独占。勝って5月スタートとはいかなかったが、強固な投手力を示した一戦でございました。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:猛虎ナイン
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2024年5月1日
場所:マツダスタジアム