猛虎かく勝てり98
2007.10.29 Monday
背番号92 エステバン・ルイス・ジャン投手
2007年度成績
21試合 6勝 5敗 0S 防御率4.66 完投0 投球回1041/3 奪三振52 自責点54
”最後までせっかちだった最高額助っ人”
契約金も含めると約3億円の大型契約で、阪神の新外国人投手としては07年時点で最高額が話題になりました。
今夜は汗かきジャン君です。
春季キャンプから前評判がよく、首脳陣の太鼓判をおされての日本球界デビュー!
メジャーリーグの通算打撃成績は「2打数2安打、1本塁打、1打点、1犠打」で、2000年6月4日のニューヨーク・メッツ戦でのメジャー初打席はボビー・ジョーンズから初球ホームランを放っているという派手な打撃履歴の持ち主o(^-^)o
このため入団時は足長ボーグルソン君とともに打撃面でも注目を集めました。
オープン戦でセーフティーバントをして一塁に全力疾走するという場面も語り草ですo(^-^)o
4月3日のヤクルト戦に先発し、来日初登板初勝利をいきなりマーク(^-^)/
思い出されるのは4月24日のヤクルト戦で、ラミレス選手の打球が顔面に直撃し出血、右あご裂傷で9針縫う大怪我でしたが、流血しても降板を拒んだプロレスラー張りの闘志はもはや伝説ですね。
さてさて、彼の今シーズンのリズムを完璧に狂わせた事といえば、投球直前のセット時にグラブを止められないせっかちな悪癖、つまり”ボーク”でした。
5月8日の巨人戦では、球団史上初となる1イニング2度のボークを記録。8月21日のヤクルト戦では、日本新記録となるシーズン12ボーク目を記録。この判定の直後に、打者武内選手に対して危険球退場処分となりました。
8月3日にも広島梵選手に対し、同様にボーク直後に死球を与えている前例があり、ヤクルトの古田監督は「アンパイアに対してやっているんだろう」と激怒されました。
これがきっかけで?翌22日に登録抹消となり、結局その後は一軍に戻れないままシーズンを終えることになりました。
そして10月2日、父親の体調悪化のため米国に帰国し、最後のクライマックスシリーズにも姿を見せることはありませんでした。
まあボークはともあれ、小生は彼のあの闘志を剥き出しにした投球が好きでしたね〜いつぞや彼を、”全力投球”ジャン君と呼ばさせていただきました。
また一から出直して来季も暴れまくってもらいたいもんですo(^-^)o
参考文献:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
画像:エステバン・ルイス・ジャン投手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:07年5月3日
場所:横浜スタジアム
☆頑張れ阪神タイガース☆
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