虎!13勝26敗1分
2022.05.15 Sunday
■2022/5/14 試合結果
対DeNA 6回戦 横浜
神 | 2 0 2 0 3 2 0 0 0 | 9
デ | 1 0 0 0 1 0 0 0 0 | 2
勝:青柳4勝1敗0S
敗:上茶谷2勝3敗0S
HR:中野ツーラン2号、ツーラン3号
阪神:青柳 - 渡邉 - 岩貞 - 齋藤
DeNA:上茶谷 - 三上 - 宮國 - 砂田 - 平田
5/15の予告先発
神:ウィルカーソン
ディ:東 克樹
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“雨降って打線繋がる“
連敗ストップの立役者は、最強の2番打者でした。
雨天中止が2試合続いて迎えた対DeNA6回戦。ここまで防御率0.76と抜群の安定感を誇る青柳君が先発です。
その青柳君を援護したい猛虎打線は1回表、先頭の近本君が初球センタ
ー前ヒットを決めると、2番中野君がフェンス直撃の右中間ツーベースヒ
ットで無死2・3塁とチャンスメイク。3番マルテ君のライト犠牲フライ
で先制すると、4番佐藤輝君のライト線タイムリーツーベースヒットで追
加点を挙げ、幸先よく2点を先制して防御率リーグトップのベイ先発投
手の立ち上がりを挫きます。3回表には近本君が左中間ツーベースヒット
で出塁すると、続く中野君が第2号ツーランホームランを放ち、点差を3
点に拡げました。この日の中野君のバットはこれだけで収まりません。5
回表にはセンター前ヒットで猛打賞を決めて3点を挙げる口火を切ると、
6回表には3番手のストレートを捉え、自身初となる1試合2本塁打のツ
ーランを放ち、4安打4打点の活躍でチームを勝利に導きました。
投げては青柳君が6回2失点とクォリティスタートを決め、抜群の安定
感を示し、2003年に井川慶投手が達成した4試合連続完投勝利に及ばな
かったものの、規定投球回に達したため防御率リーグトップに躍り出ました。7回以降は渡邉君、岩貞君、齋藤君の継投陣がベイスターズ打線を無安打に抑えて完勝。
アナフレ目線
2月オープン戦★☆★★☆☆△☆☆△△☆☆☆★
ペナントレース
3月★★★★★★
4月★★★☆★△★★★★★☆☆★★★★☆★☆☆☆☆☆
5月☆★★☆★★☆★★☆
投打が噛み合い、チームを上昇させる手応えを感じ取れる試合となった猛虎。その立役者は、最強の2番打者でした!
中野君が「サイクル超え」の4安打4打点4得点。DeNA戦に3戦連続の
「2番遊撃」で出場。快音を重ね、三塁打を打てばサイクル安打だった6
回、3号2ランを放って7点差とダメを押しました。昨年は1本塁打の男
が、人生初という1試合2本塁打。快挙は逃したものの、チームの連敗
ストップに貢献です。
1年目の昨季は1本塁打だったが、早くも3本目。プロ初の4安打で打率
をチームトップの3割まで伸ばした中野君は、好調の秘訣は「手」にあると言います。4月上旬からストレッチやランニングで手のひらに収まる
大きさのオレンジ色をしたリングを握っているとか。
勧めた藤井康巡回打撃コーチによると「持っているだけで、体に自然と自分の4スタンス理論のタイプに適した軸をつくってしまう」というアイテム。人さし指と親指で輪っかを作るように使っている。無意識下のバランス管理がプレーを支えているようです。
チーム事情で4番を除く1番から7番に入り、16度の打順変更に対応。2番の21試合が最多で、この日は1番近本君とのコンビで7安打、7得点。「前輪駆動」が機能し、13安打、9得点の大勝を呼びました。
アナフレ目線
2月オープン戦★☆★★☆☆△☆☆△△☆☆☆★
ペナントレース
3月★★★★★★★
4月★★★☆★△★★★★★☆☆★★★★☆★☆☆☆☆☆
5月☆★★☆★★☆★★☆
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:中野 拓夢内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2021年06月29日
場所: 阪神甲子園球場