猛虎かく勝てり2304
2022.05.31 Tuesday
“投高打低“
4月22日から5月19日にかけて21試合連続3失点以下をマークした猛虎投手陣。連続3失点以下の記録は42年南海の31試合が最長で、猛虎
の21試合は43年名古屋の19試合を抜いて歴代2位となります。42年南海は3失点以下を続けた期間の成績が21勝10敗、勝率6割7分7厘。43年名古屋は11勝5敗3分け、勝率6割8分8厘だったが、猛虎は12
勝9敗、勝率5割7分1厘。この間は貯金3で、南海や名古屋のように「2勝1敗ペース」を上回れませんでした。
投手陣が2リーグ制後の最長記録をつくったのに対し、チームは最下位を
脱出できていません。
今季の猛虎は投手陣の頑張りに打線が応えられない。0−1で敗れたのが
両リーグ最多の6試合あり、他に1−2が3試合、0−3が4試合など、3
失点以下で18敗。過去5年の3失点以下での敗戦数を調べると、17年か
ら14試合→18年21試合→19年18試合→20年11試合→21年12試合
で、昨年はヤクルトと並び両リーグ最少。9回打ち切りの昨年と単純には
比較できないが、今季はすでに昨年の12試合を上回っている数字は明確に打低のチームだという事でしょう。
小生生観戦をした甲子園で素人の目で感じたことは、なんだかやけに淡白な攻撃としか感じられませんでした。青柳君に対して球数を投げさせて粘る巨人打線と、早いカウントから打って得点圏にランナーを進められない猛虎打線でしたね。
浮上の鍵は打線の奮起!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:猛虎ナイン
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2022年5月20日
場所:阪神甲子園球場