猛虎かく勝てり118
2007.12.09 Sunday
”虎のエースに成長せよ!”
背番号41上園 啓史投手
17試合 8勝 5敗 0S 防御率2.42 完投1 投球回85 2/3 奪三振83 自責点23
昨年の猛虎が優勝できなかった最大の原因はエースの不在!昨日述べた髭武者下柳だけがシーズンとおして先発ローテーションを守り続けたことを考えれば、チーム打率も低かったにも関わらすAクラスに残れたのも奇跡かもしれない!
そんななか、あの藪投手以来の新人賞に輝いた男!今夜の猛虎かく勝てりは、上園啓史投手ですo(^-^)o
今まで彼の今シーズンの活躍は何度も投稿させていただきましたので、今夜は久しぶりに、虎が生んだ大投手!江夏豊氏の著書を開いてみました。氏は巨人の上原投手の”間合いのよさ”を学べと主張されています
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上原の投球を頭の中で再生して欲しい。投球フォーム、捕手のサインを確認するしぐさ、またロージンバックを手にする動作などがすべてきびきびとしており、余分な動きがないという印象を受けるだろう。ここからくるテンポ、あるいはリズム感のよさが、上原のピッチングを支えている。(中略)
では、投球における”間合い”とはどういうものか。最も重要なのは、リズム感を持った動きをすることだ。プロの世界にも、セットポジションが妙に長かったり、走者を出すとしつこく牽制を繰り返したり、マウンド上で余分な動作の多い投手がいる。(中略)上原の間合いは抜群だが、テンポよく投げるばかりでなく、時間をかけて打者と勝負することも、”いい間合いの取り方”だということを理解してほしい。左右のコーナーをぎりぎりへベストボールを投げ込み、一気にカウント2-0と追い込んだ場面でも、上原は3球勝負にいってしまうことが目立つ。なるべくボール球をほうりたくないという意識なのか、テンポよく勝負しすぎて痛打を食らうきらいがある。
だが最終的に打者を抑え込むという結果を導き出すためには、よく打者を観察してじっくりと勝負することも、忘れてはならない。このような間をとる決断力も、勝つための投球には大事な要素となる。普段から間合いのいい人間になることを考え、マウンドでは野手の信頼を一身に集める存在になりたいものだ。↑↑↑
上園君はマウンド度胸がよく、テンポよくポンポン投げるタイプですね!だからこそ来季は氏の言われた痛打を避けるためにも、”いい間の取り方”を考えて、1日も早く虎のエースと呼ばれるような大投手になってもらいたいものです(^O^)/
参考文献:江夏豊著『江夏豊の超野球学』ベースボールマガジン社
画像:上園 啓史投手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:07年8月11日
場所:横浜スタジアム
☆頑張れ阪神タイガース☆
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