猛虎かく勝てり1371
2017.01.02 Monday
“2017年を予想する”
金本超変革猛虎2年目をどう戦うか!
昨年の開幕戦は1番にルーキー高山君、2番に高卒3年目で1軍経験のない横田君を大胆に起用して、チームの顔だった鳥谷君を6番でスタート。
結局鳥谷君は7月24日広島戦で667試合連続フルイニング出場がついに途切れた。
夏場以降は高卒4年目の北條君を遊撃に定着させた金本監督の策は成功したのだろうか?
昨年1軍初出場した選手は計11人。首脳陣は1年間、過去の実績にとらわれず、全選手の力量をフラットに見極めるスタイルを貫き、育成契約で埋もれていた原グッチを支配下登録させて開花させるなど、聖域なき競争はファームでくすぶっていた若虎たちの目の色を変えさせ、チーム全体の経験値は確かに引き上げられた。
しかし一方で、シーズン終盤完全に1軍で居場所を確立していたのは高山君、北條君、原口君の三人ぐらいで、多くの若手選手は1軍の壁をぶち破れず2軍に戻った。
高山君ら、今年は弱点や癖を徹底的に突かれることは必至。「2年目のジンクス」が心配される中、やはり大黒柱たちの底力が必要になる。
チーム90本塁打は今季リーグ5位、59盗塁は同最下位だ。
糸井君のFA加入で盗塁増に一定のメドは立ったが、三塁レギュラーと見込まれる新外国人キャンベル君の実力は未知数。
今季打率2割3分6厘でレギュラーの座を失った鳥谷君、左アキレス腱断裂からの再起を期す西岡君、今季7勝どまりに終わった藤浪君らの復活なくして、V奪回は想像しづらい。
実力者たちが例年通りの働きを見せられるかにより、4位からの巻き返しが左右されそうだ。
まだまだこの戦力では優勝はほど遠いのか?猛虎!
やはり実力者たちの活躍プラス、今年も原グッチのような救世主が必須!そして絶対的守護神が出現しない限りペナントを制するのは難しいですぞ〜金本さま!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:猛虎ナイン
撮影:アナフレ猛虎会『うぽって!!☆』
撮影日:2016年05月14日
場所:上富田運動公園野球場