猛虎かく勝てり1373
2017.01.03 Tuesday
“金本采配に期待する”
金本監督の新春インタビュー記事に目が止まりました。
昨年のターニンングポイントとなった自身の指導方針で三つのポイントがあったようですね。
まず初めに今季は絶対にやってはいけないことをあげています。
(1) 昨季は甲子園で7連敗を喫するなど26勝36敗1分け。巨人にも開幕から球団ワーストの9連敗(1分け挟む)を喫したホームでの負け越し数です。
甲子園で負けてしまうのはなぜか?ホームランが出にくい甲子園という球場の利点を逆利用されてしまったか・・・それとも大歓声にかえって萎縮してしまったか。
いずれもマインド的な成長を求める今シーズンでしょう。
(2) 9月19日の巨人戦から7連勝フィニッシュで4位に浮上。うち岩貞君が3試合、藤浪君が2試合に先発した。
シーズン終了間際にやっと思った通りの試合ができていました。この勝利の方程式をナインが身で感じ取れればと思っています。
(3) 交流戦明けの広島3連戦(6月24〜26日、マツダ)に3連敗。借金がワースト
7にふくらみ、帰阪した27日の月曜日に、高山君、中谷君らを甲子園室内に呼び出し、直接指導。以降、甲子園での試合前の早出など、強化選手を指定して自ら鍛えた効果が出ていました。
監督が直接指導する金本チルドレンとでも言いましょう。
やはり本人がファームから4番打者にまで成長したプロ野球人生の経験を若虎たちに植えつけて欲しいものです。
今季大きな補強は糸井君という存在のみ
あとはドラフト選手をどのように使うかと助っ人外国人も未知数。
昨年も言いましたが、ただ調子のよき選手を並べるだけでは決してチームの成績浮上にはイコールにはなりません。
まとめ上げて、打線となって継投となって初めて勝利がかさなります。
挑む監督の2年目に期待しましょう。
画像は金本チルドレン高山君です。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:高山 俊外野手
撮影:アナフレ猛虎会『うぽって!!☆』
撮影日:2016年03月26日
場所:京セラドーム大阪
猛虎かく勝てり1372
2017.01.03 Tuesday
“2017年イチオシ選手“
今シーズン、特に各チームの主要打者キラーになり得る期待の男がいますね〜
1年目の中盤から先発ローテーションに収まり、下手投げ気味の横手投げ。自身が名付けた「クオータースロー」の変則右腕が、ルーキーイヤーから力を発揮しました。
6月1日の楽天戦でプロ初登板初先発初勝利を挙げると、13試合登板で4勝5敗、防御率3・29と1年目としては十分な成績を残しました。
特に印象的だったのはセ・リーグの並み居る好打者たちが四苦八苦する姿です。首位打者を獲得した巨人坂本選手が対戦したくない投手に青柳君
の名を挙げると、ヤクルト山田選手も打ちにくさがあると、冗談交じりに年下の変則右腕に敬意を表しています。
その言葉を裏付けるように、被本塁打は68回1/3でたったの1本。16年にセ・リーグで50イニング以上投げた投手で最も少ない数字というのが説得力抜群じゃないですか。
今オフは台湾ウインターリーグにも参加し、最優秀投手賞を獲得。同賞は15年に、10勝左腕となった岩貞君が獲得した縁起のいいタイトルです。
金本監督も先発ローテの5番手として期待する青柳旋風が吹き荒れそうな予感の2017年でございます!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:青柳 晃洋投手
アナフレ猛虎会『うぽって!!☆』
撮影日:2016年05月14日
場所:上富田運動公園野球場