猛虎かく勝てり1762
2019.10.03 Thursday
“クライマックスシリーズに向けて”
2年ぶりのCS進出を決めた矢野監督は、CSファーストS開幕となる5日・DeNA戦
以降も、投打でシーズン終盤のような攻めの采配を貫く方針を示しました。
1985年以来34年ぶりの日本一へ、“必死のパッチ”でタクトを振る模様。
今季最終戦で6連勝を飾り、劇的な逆転CS進出を決めても、矢野監督は浮かれる様子もなく、次のステージへ目を向けます。
5日・DeNA戦からは日本一を目指す戦い。1敗が大きなダメージを残す短期決戦。
DeNA戦は今季16勝8敗1分けと大きく勝ち越しており、悪いイメージはない。受け
身にならず、攻めて、攻めて勝利をつかみに行く方針だ。
理想の展開は、強力なリリーフ陣を生かす先行逃げ切り。シーズン終盤のような戦い。6連勝中は、指揮官の積極的な采配が好ムードを作り、選手もプレーで応えたシーンが目立ちました。
先月24日・巨人戦は初回からバスターエンドランを仕掛けて決勝点を奪った。同29日・中日戦は二回2死一、二塁で、高橋遥君に代打・原口君を起用。早い仕掛けで試合を
動かすと、五回2死で代打・陽川君が決勝弾。
采配に込めたメッセージは投手陣にも伝わります。6連勝中は計32投手が登板して54
回で5失点。2リーグ分立後は球団新記録となる42イニング連続無失点で応えた投手陣。
投打がかみ合う好循環が、2年ぶりのCS切符へとつながったことは周知。
DeNAを倒し、今季10勝15敗と苦しめられたリーグ王者・巨人にもリベンジし、日本シリーズで再び甲子園に帰ってくることを誓います。
球史に残る下克上の日本一まであと10勝。
矢野監督が積極采配を振り、旋風を巻き起こすことに期待しましょう!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:勝利
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2019年09月16日
場所:東京ドーム