猛虎かく勝てり52
2006.11.11 Saturday
”優勝は裏方と共につくられる”
アナフレ猛虎会『濱ちゃん気になる〜☆』さんよりご推薦の本を教えていただきました。ありがとうございますm(_ _)mおくればせながら不肖『頑張れ阪神タイガース☆』先日出張の際の電車の中で一気に読みきりました(*^-^)b
書籍名は『背番号三桁』サブタイトルは「僕達も胴上げに参加していいんですか?」です。
2004年1月1日発刊の書は、03年の星野タイガースの優勝を支えた裏方さん達の事が書かれています!
全く目立たなくても選手を支え続ける人達の事を忘れてはいけないな〜としみじみ痛感いたしました!
・26年間阪神一筋のブルペン捕手のぶ厚く膨らんだ左手。
・金本兄貴が連れて来た”盟友”打撃投手
・一軍登板がないまま打撃投手に転身したドラフト一位投手
・優勝を見届け球団を去る寮長等々…
彼等のような裏方さんたちの支えがあってこそ、猛虎かく勝てりですね!
冒頭の文を紹介いたします
↓↓↓
夏の長期遠征直前。打撃投手ら裏方たちが、平田監督付き広報を通し、こんな”許可”を求めてきた。
「僕達も胴上げに参加していいんですか?」
なにしろ、初体験のことだ。
この17年間、優勝を経験していれば。弱小球団の悲哀。
なにしろ、試合にでていない。
数字として、チームの成績に残っていれば。裏方特有の謙虚さ。
そして、闘将の第一声。
「アホか!」
星野は知っている。優勝の栄光は選手だけに降りそそぐものではない。決して、日のあたらない裏方にも、その陽はとどく。
「そんなモン、決まっとる。全員参加や」
↑↑↑
最後に、今季限りで選手と打撃投手と合わせて21年間の縦縞生活に別れをつげる方を記させていただきます。
背番号104:服部 裕昭打撃投手
左投げ左打ち。
1985年の高校時代に春の千葉県大会で1試合17奪三振を記録。この大会で1試合平均10奪三振をマーク。また16試合被本塁打なしという記録を打ち立てました。この年ドラフト3位で阪神タイガースに入団。
貴重な左投手として毎年期待されていましたが、1軍未勝利のまま1996年に現役を引退。阪神の打撃投手に転向されました。
1985年といえば、初の日本一になった年ですね〜(^-^)/
以後の低迷時代を選手として、また打撃投手として縦縞を着て来る日も来る日も投げ続けてきての18年振りの優勝は、本当に計り知れない喜びだったに違いありません!
小生早速懐かしき03年の感動の胴上げシーンを観なおしてみましたが、やっぱり何度観ても泣けますね(〒_〒)服部氏もしっかり胴上げシーンに映ってました!もちろん昨年の岡田はんの胴上げシーンにも(*^-^)b
長い間本当にお疲れ様でした!
参考文献:『背番号三桁』竹書房
画像:服部 裕昭打撃投手
撮影:アナフレ猛虎会『広報部長☆』
撮影日:06年4月23日
場所:東京ドーム
☆頑張れ阪神タイガース☆
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