猛虎かく勝てり101
2007.11.07 Wednesday
”右打者キラーを目指せ!”
背番号67 伊代野貴照 投手
07年一軍成績
3試合 0勝 0敗 0S 防御率4.50
完投0 投球回2 奪三振4 自責点1
交流戦前の甲子園広島戦にて、サイドスローの投手が中継ぎで登板していました。
今シーズン僅か三試合の登板!
ローソン野球部からの入団組も縦縞ユニフォームを脱ぎ、最後に残ったのがこの伊代野君です。
昨年の小生の駄投稿、猛虎かく勝てり57でも紹介させていただきました。
貴重なサイドスローとして期待されるも、ここまで僅かプロ1勝で5年目のシーズンを終えました。
来季はラストチャンスのシーズンになることは、本人が一番よくわかっているかもしれません。
サイドスローが通用しない時代なのでしょうか?
戦力外通告を受けた相木投手しかり、サイドから投げる投手では、ジェフは別格としても、吉野君や筒井君も活躍の場がありません。
基本に帰り今回は久し振りに名著『シンキングベースボール』を学びます↓↓↓サイドスロー投手の不利な点は、カーブが横に曲がることである。オーバースロー投手のカーブは、上下と横の両方に変化する性質を持っているが、この横に曲がるカーブは左打者の強打圏にボールが曲がるため、しばしば危険な投球となるのである。だから上下に変化するカーブを研究するか、あるいは落ちる球を投げて、オーバースロー投手のカーブと同じゃうな働きをさせる必要がある。上下に曲がるカーブを投げるために腕の角度を上にすると、打者に投球を読まれる原因となるから、最も簡単な球種は、落ちる球である。
しかしながら、サイドスローの有利な点は、右打者に対して強みを発揮できる事である。この投法は、右打者の身体の方から投球されるから、打者に恐怖心をいだかせ、カーブも遠く離れて行くために、成功するものであるが、反対に左打者にとっては、恐怖心はなく、この意味でも、左打者に対して成功することは、大変困難なのである。もう一つの問題点は、コントロールに苦しみがちだということである。サイドスロー投手は縦のコントロール(高目、低目のコントロール)よりも、横のコントロールに注意しなければならないからだ↑↑↑
この若虎の右腕に期待しませう(*^-^)b
参考文献:ドン・ブレイザー著『シンキングベースボール』
画像:伊代野 貴照投手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:07年5月12日
場所:明治神宮球場
☆頑張れ阪神タイガース☆
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