猛虎かく勝てり1853
2020.01.12 Sunday
”猛虎最大の課題“
さて、猛虎の最大の課題こそ今年もこの男になってしまいました。
矢野監督は宣言。「もう晋太郎は(争う前に先発の座を)与えるような立場じゃない。自分で奪い取っていかないといけない位置にいる。俺は特別扱いするつもりは何もない。あいつ自身の力を出して競争で勝ってきてくれる、それを楽しみにしています」と・・・・・
4年連続で2ケタ勝利から遠ざかる右腕は、制球難の克服も実戦で示さなければ。指揮官は「実戦で慣れていかないと。いくらブルペンでいい球を投げていても、試合で投げてみないと分からないことも多い」とも言い加えます。
藤浪君にとっては8年連続の1軍キャンプスタート。完全復活を誓う男は、キャンプに合わせてしっかり仕上げて、初日から実戦に入れるように
していく決意だ。
2月1日初日から、背番号19が輝けるか?
◆13年
江夏氏以来46年ぶりの球団高卒新人2桁勝利となる10勝
◆14年
2年目ジンクス無縁。勝ち星増やしエースに近づく
◆15年
221奪三振で初のタイトル獲得。14勝はチーム最多
◆16年
後半戦失速し2桁勝利ならず。7月広島戦で161球
◆17年
WBC出場も制球難続く。5月故障以外では初の抹消
◆18年
制球不安定で1、2軍往復。9月DeNA戦で満塁弾
◆19年
1軍戦登板わずか1試合。プロ初0勝と正念場迎える
◆19年オフ以降
10月末からの秋季安芸キャンプに参加。山本昌臨時コーチの指導を受け、制球難改善に没頭。横振りを修正する必要性を伝えられ、腕が自然と縦振りになるチェンジアップ習得を勧められる。
12月6日には契約更改。4年連続の減俸を受け入れる。
同9日から5日間、沖縄で「ドライブライン・ベースボール」のセミナーに参加。米国から来日した専門家によって動作解析などに取り組んだ。その後の鳴尾浜での自主トレでは学んだ内容を実際に試すなど、復活へ精力的に突き進んでいる。
帰ってこい晋太郎!春季キャンプやオープン戦で結果が出れば、開幕投手として投げて欲しいのさ!
画像:虎党
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2019年04月14日
場所:阪神甲子園球場