猛虎かく勝てり2788
2025.01.04 Saturday
“虎の優等生“
近本君が日刊スポーツの新春インタビューに応じ、内に秘める野球観をたっぷり語り尽くしてくれました。順調なら国内フリーエージェント
(FA)権を取得する25年シーズンを「分岐点」と表現。2度目のリーグ
優勝、日本一へのモチベーション、さらにはキャリアの終盤に向かって
いく心持ちまで。へび年にちなんで今年「脱皮」したいものとは? 一言一句に近本イズムが詰まっています・
今年はいろいろな意味で節目となる。何よりも30歳で迎えるシーズン、そしてFA権取得。先のことを考えるとすごく大きな分岐点になる1年になると考えています。
プロ野球生活を10年と考えた場合、前半の5年はプレーヤーの地位を作り上げていく5年。昨年から始まった後半5年というのは、プレーヤー
として終盤を迎えていく中で終わるのか、さらにその先に続くのかという意味ですごく大事な5年。
また違う優勝を味わいたい。2回目は2回目の面白さがあり、違うところ
に面白さを見いだすことができる。多分その時とはメンバーも違うし対戦相手も違う。同じシチュエーションで同じ感動はできないが、記憶の
中には優勝があるので、もう1回味わいたい。
監督が代われば野球が変わる。出ている選手も変わる。1年たてば相手も
変わる。藤川監督とは選手で2年かぶっているが、選手の時とは発言も
考え方も変わってくるので、一緒にやってみないと分かりません。
現役が長く続けば見えてくる数字や記録もある。毎日の積み重ねで、最終的な結果として数字として残って、それが記録になると考えている。
だが、毎年200安打という数字が大目標としてある。バットマンとして
は追いかけたい数字。打撃のタイトルもほしい。個人の理想を求めなが
ら、チームスポーツだから優勝の感動を味わうためにやっている。
本来であれば、この5年間最もチームに貢献した最優秀選手はこの近本君でしょう。
彼の野球人生の円熟期はまさに今でしょうね。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:近本 光司外野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2024年06月21日
場所:阪神甲子園球場