猛虎かく勝てり2882
2025.07.24 Thursday

“前半戦総括”
21日(月・祝)、藤川監督が2025シーズン前半戦の総括会見を行いました。
以下公式サイト抜粋です
―ここまでの戦いを振り返って
順調です。日々のゲームを戦いながらチームが少しずつ全体として作り上げられてきているという手応えは感じている。
―就任からここまでのチームの雰囲気や状況は
雰囲気とかモチベーションはあまり捉えてなく、結果を残すためにどうい
った課程を踏んでいるかを大事にしている。個人が、選手たちが立派にや
ってくれていると思います。
―2位以下に大きく差をつけている順位については
阪神タイガースというチームを作り上げていくという作業を就任した11
月からじっくりとやっています。一から作り上げるといつも思っていますから、まだまだ道中かなと思います。
―先発投手陣について、開幕ローテーションから少しずつ変わりながらですが、その活躍はどう見ているか。
変わりながら、変貌を遂げながら、ビルドアップしながら組織として衰退
していかないこと、弱体化していかないことが非常に大事だと思います。まだまだ後半戦に向けて道半ばというところで、さらに強く、伸ばしていってもらいたいと思うような先発の投手陣です。
―リリーフ陣はチームの心臓と表現されましたが、いかがでしょう
前半戦非常に良かった。結構な数負けていますから、まだまだ組織として強
みに変えていかないといけないところ。交流戦はたくさんリリーフの投手
たちが負ける結果に繋がりましたが、ある意味そこまでのゲームを持って
こられるけれど、心臓部であるところが弱いと感じる。最後の一つの我慢が
できない、というのが交流戦の時の結果。後半戦には、それがさらにビル
ドアップした状態で戦えるようにと思っています。
―野手陣の活躍、バッティングも走塁、守備、さまざまな活躍がありました
怪我なくやってくれているところと、選手個人の成績もしっかり伸びてき
ている。彼らの中でもチームが向かう方向と、個人が向かう方向が同調しているというところでは、非常にリズム良くできていると思う。ここから先はやっぱりコンディション。ここに尽きると思う。
―後半に向けて何が重要だと思いますか
何も変わることはない。まず組織として強くなるということ、それが一番にある。個人の選手に対してではなく、ゲームはチームが一体化して戦うもの。あくまで選手たちはゲームが始まればチームの一員として戦っている。ここで誰1人としてそれることなく、プラス、さらにそういう人員が増えていくことを願いながら、1歩1歩進んで、ファンの方も共に、オールスター以降もみんなで結束して、一気にボルテージが上がって行くような7月後半から8月、9月と、10月と、こう行きたいなと思う。
―後半戦への意気込みをお願いします
一歩一歩、負けるたびに強くなるチャンス。勝つたびに冷静にならなければいけないと思ってチームを進めている。丁寧に。本当に人生と同じかもしれない。いい時ほど、足元を見つめて、後半戦になればなおさらそこが試される。私自身も人生のいい勉強になるし、タイガースファンにとっても、選手たちにとっても、いいところにいながら勉強ができる、
後半もいろいろなことがあると思いますが、野球でそれができるというのは素晴らしいことですから、丁寧にやりながらグラウンドでは楽しんでいけるように、また精一杯努めたいと思います。
アナフレ猛虎会メルマガご購読者の皆様は、藤川監督のロングインタビューをどのように感じましたか。
小生の印象では現役時代の強気のピッチングイメージがありましたが、
今回の総括では丁寧な試合を強調されていたのが意外でしたね。
若虎達の台頭が著しい猛虎ナインを率いる藤川猛虎の後半戦に期待しましょう!
画像:猛虎ナイン
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
場所:マツダスタジアム
撮影日:2024年05月01日