アナフレ猛虎会

“私達ができること”

賛否両論があるだろう。当然だ！
開幕の延期を要望していた日本プロ野球選手会の新井貴浩会長の悲痛な表情がマスコミ各紙で掲載された。
セ・リーグが予定通り25日に開幕する。
“野球をすることで被災者を勇気づける気持ちは選手全員が共有しているが、
被害も拡大する中、時期的に開幕していいのか”・・・・・改めて疑問を呈した新井会長！
また、パ・リーグが4月12日に開幕日をずらしたことには評価を示した。

気持ちはわかる！
だが、いずれは決断しなければならいと思う。
小生の両親の実家も今夜初めて計画停電で長時間寒さを凌いだ。
小生の勤める地方工場も被害を受けて、休業を余儀なくされている。だが東京で働く我々は、
通勤電車の運行停止の不自由を強いられながらも、毎日必ず出勤して、
何度も訪れる余震にストレスを感じながら、業務を止めずに遂行していくしかない。

君たちは野球で我々に勇気を与えてくれる。問題は試合を行う時期であって、
感動を与えるプレーを疎かにはできないはずだ！

小生も神宮開幕戦に観戦に行きます。帰路の電車の運行が節電により不自由が生じることをわかっていながらも。

応援団の鳴り物も自粛されることでしょう。
我等の生の歓声と拍手・・・
新井サンの打球を捕らえた快音が・・・
投手が投げるミットの音だけが・・・
野手が打球を追うスパイク音が・・
走者のスライディング音が・・・・
審判の判定を告げる大きな声が・・・・

そんな開幕戦になるに違いない。


昨日の甲子園では、オリックスとの実戦形式での合同練習が行われた。
そして虎の統一球アーチ“１号”を放ってくれたのは、今春のキャンプから悩みに悩んでいた男だった。
悩める安打製造機、マット・マートン君の一発！
昨シーズンの日本記録を達成した君の活躍は、必ず被災地に勇気を与えてくれるに違いない。


画像：マット・マートン外野手

撮影：アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』

撮影日：10年04月14日

場所：東京ドーム