アナフレ猛虎会

■2022/7/15 試合結果

対中日 15回戦 甲子園

中 | 1 0 0 0 0 0 0 0 0 | 1
神 | 0 2 0 0 0 0 0 0 x | 2

勝:青柳10勝1敗0S
Ｓ:岩崎1勝3敗18S
敗:上田0勝3敗0S
HR:北條ツーラン1号
中日：上田 - 根尾 - 森 - 福
阪神：青柳 - アルカンタラ - 湯浅 - 岩崎

7/16の予告先発
中:大野　雄大
神:才木　浩人
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“球界のエースに成長”


もはや虎やセ・リーグだけではなく、日本プロ野球界を代表するエースに成長してくれました！

「ウル虎の夏2022」第4ラウンドはドラゴンズとの15回戦。虎の先発はエース青柳君です。
2ケタ勝利をかけてマウンドに上がった青柳君は立ち上がりから制球に苦
しみ、1回表にセカンド内野安打で1点を先制されました。その青柳君を
援護したい猛虎打線は2回裏、先頭の糸原君が四球で出塁すると、一死2
塁の場面で打席には北條君。ドラゴンズの若手左腕が投じたのはインハ
イの難しいストレート、「手応えは覚えていない」という北條君のバッテ
ィングは、腕を畳みながら身体を回転させてレフトスタンドに今季第1
号のツーランホームランを放り込み、2対1と逆転に成功。試合の流れを
引き寄せます。決して調子が良いとは言えない青柳君でしたが、尻上が
りに状態を上げ、投球数を抑えながら6回を投げ1失点、今季13度目と
なるクオリティスタートを決めてマウンドを継投陣に委ねます。猛虎打
線は僅か3安打と追加点を挙げられませんでしたが、7回はアルカンタラ君、8回は湯浅君、9回は岩崎君がそれぞれ走者を許しながら無失点に抑
えて辛勝。この勝利で青柳君は両リーグ最速となる2ケタ勝利の10勝目、
チームも3連勝を決め、勝率の差でベイスターズを抜き3位に浮上しました。

アナフレ目線
2月オープン戦★☆★★☆☆△☆☆△△☆☆☆★
ペナントレース
3月★★★★★★★
4月★★☆★△★★★★★☆☆★★★★☆★☆☆☆☆☆
5月☆★★☆★★☆★★☆☆★☆★★☆☆☆★★☆☆★★
6月☆☆☆☆☆☆★★☆☆☆☆☆★★★△☆☆☆★★★
7月★☆☆☆★☆★☆☆☆
球界のエースに成長した青柳君ですが、この日は決して状態は良くなかったですね。特に序盤はスライダーが抜けたり外れたり、制球に苦心して多くの球数を要しました。しかし今年の青柳君はそこでは崩れません。
ピンチを招いても苦し紛れにストライクを取りにいかず、要所でギアを上げて6回1失点にとどめました。唯一の黒星は、5月に中日大野雄投手と投げ合って10回完投でサヨナラ負けしたあの1試合が記憶に新しいですね。調子が悪くてもしっかりゲームをつくる安定感が抜群で、ベンチ
も登板日は勝利が計算できて安心できます。堂々のエースと呼ぶにふさわしい右腕になりました。
青柳君の4冠で、今年一番の進化を象徴するのが奪三振の増加と解くのは解説者中西氏。1試合の奪三振率が昨年の5・99から7・69に2個近く上がっています。それは高低のゾーンをしっかり使えるようになったからだと説明します。低めでゴロを取たせるのが持ち味でしたが、今年は
意識的に高めに真っすぐを投じて、打者は下から浮き上がってくるように感じ、キレも強さもあるから空振りしてしまうそうです。低め一辺倒
ではなく、変則投法で高めも意識させられるとかなり的が絞りづらいのでしょうと。プラス、コントロールが抜群で、両サイドに逃げたり沈む
ボールも武器。打者はこれまで、左右と低めへの目付けでよかったが、高めへの配球が増えたことで、上下左右の全方向に対応しないといけなくなりました。三振する場面を見ると、読みが外れたり、ボールとの距
離をつかみづらかったりで、完全なボール球を振らされる場面も目立ちます。コロナ感染で開幕から約3週間出遅れながら、両リーグ10勝一番乗りをオールスター前に達成したのも実力の証でしょう。
夏場の厳しい時期が続くが、この日のように首脳陣が早めに交代させる
など、体調に配慮すれば昨年の13勝クリアは問題なし。15勝以上の白星は十分期待できる右腕にあっぱれ！
2月オープン戦★☆★★☆☆△☆☆△△☆☆☆★
ペナントレース
3月★★★★★★★
4月★★☆★△★★★★★☆☆★★★★☆★☆☆☆☆☆
5月☆★★☆★★☆★★☆☆★☆★★☆☆☆★★☆☆★★
6月☆☆☆☆☆☆★★☆☆☆☆☆★★★△☆☆☆★★★
7月★☆☆☆★☆★☆☆☆




参考文献：阪神タイガース公式サイト


画像：青柳　晃洋投手


撮影：アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』


撮影日：2022年05月20日


場所: 阪神甲子園球場