アナフレ猛虎会

皆様こんにちは。アナフレ猛虎会 通称”頑張れ阪神タイガース☆です。
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猛虎かく勝てり2492

2023.06.13 Tuesday




“ 四球力から活路を開け“

交流戦に入ってから、個々に好不調の波が見えてきた猛虎ナイン。
解説者鳥谷氏が第2弾のテーマで「四球と阪神」を掲げています。

猛虎は現在、両リーグ最多214四球を選んでセ・リーグ首位を快走中。好調を支える四球の影響力を、現役時代に3年連続で「四球王」にも輝いた虎のレジェンドOBが分析。チームは13日から「日本生命セ・パ交流戦」のオリックス3連戦に突入。岡田監督)にとって11年ぶりとなる関西ダービーでも「四球力」に注目が集まります。
今年の猛虎打線は四球から相手バッテリーに重圧を与える戦いを継続できている。逆転サヨナラ負けした8日楽天戦にしても、7、8回は2失策に4四球も絡めて二塁打1本で4得点を奪った。
チーム全体で見れば、今年は58試合終了時点で両リーグ断トツの214四球。個人成績でも四球数の上位7人のうち4人が猛虎勢。中でも特に驚くのが1番近本君、2番中野君の四球増。近本君は22年に132試合出場で41個だった四球数が、今季はすでに40個。中野君は22年に135試合で18個しかなかった数字を、今年はもう28四球で上回っている。きっと四球が持つ価値を今まで以上にチーム内で共有できているのでしょうと説かれています。

1、2番の四球には相当な重みがある。1発があるスラッガーは長打を警戒された上での「もらった四球」が多くなるもの。一方で1、2番は出塁を警戒された中で「奪った四球」が大多数を占める。つまり近本君、中野君が選んだ四球は相手に与えるダメージが非常に大きい。4日ロッテ戦では佐々木朗希投手から6回で5四死球を奪い、わずか1安打で1得点。この日も中野君の四球から大山君の決勝打が生まれた。
今年の猛虎打線は考え方に変化が生まれたのだと想像している鳥谷氏。特に感じるのは「次につなげば必ず打ってくれる」という後ろの打者への信頼感だと。
象徴的だったのは5月24日ヤクルト戦。1点を追う9回表2死から3番ノイジー君が三塁打を放ち、4番大山君が四球を選んだシーン。フルカウントから左腕投手の内角低めスライダーにグッとこらえ、5番佐藤君の逆転打につなげた。このような後ろの打者に対する信頼感が四球数の増加につながり、猛虎打線を点ではなく線にしているように感じると。

四球は調子が悪い時期の逃げ道として活用できる。4打数無安打を3打数無安打1四球にできるだけで、2割7、8分の打率を3割に近づけられると。ボール球に手を出さないスタイルは、自分の打撃が崩れる可能性を最小限にとどめられる点も魅力。もちろん、不調時にもつなぐ役割を担えれば、チームにもプラス作用が生まれる。

ボール球を見極めれば、相手バッテリーの球種、コースの選択肢を削り、失投率を上げられる。佐々木朗希投手に6回で102球を投げさせたように、球数を増やせば早めの降板にも導ける。勝ちパターンの投手が7回からそろっているチームは多くありませんし、1人でも多くの投手を登板させれば翌日の試合にも効いてくるもの。

今の猛虎打線は理想的な形で四球を選べています。ボール球に手を出さず、相手バッテリーの失投を誘う、もしくは四球で塁を埋めて大量得点につなげる。この形を継続できれば、数人の打者がスランプに陥る時期に突入しても、極度の得点力不足に悩む可能性は低くなると予想する。
極度の不調に入った佐藤輝君の復調の鍵は、四球ですかね。



参考文献:阪神タイガース公式サイト


画像:近本 光司外野手


撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』


撮影日:2023年04月21日


場所:バンテリンドーム


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